3月27日、当会主催の県民講演会【きこえについて~赤ちゃんからお年寄りまで】が、郡山市の星総合病院 メグレズホールにて開催されました。
会場には当会会員に加え、医療・教育関係、行政、一般県民の方々など約200名が集まりました。
講演では、福島県総合療育センターの山田奈保子先生(認定言語聴覚士・聴覚領域/当会副会長)から、年齢と共に誰にでも生じる「きこえにくさ」や「きこえと認知症の関係」、新生児期に聞こえにくさを発見することでことばの発達の遅れを軽減できる最新の医療情報などについてのお話がありました。
また、当日は、聴覚障害のある県民の方々への情報保障として、手話通訳とパソコンによる要約筆記を、また、講演会場の一部の座席を「磁気ループ席」としてご用意させて頂きました。
講演後の質疑応答では、当事者の方々や一般の方々から、聞こえについてのたくさんの質問がありました。
最後に、地域包括ケアシステム構築について携わっている、県理学療法士会および県作業療法士会から、地域包括ケアシステムについてのご紹介がそれぞれありました。
ご来場頂きました皆さま、誠にありがとうございました。
(4.13追記)
県民講演会の模様が福島民報 (2016年4月3日) に掲載されました。
※新聞社より許可を得て掲載しております。