令和4年度スキルアップセミナー「嚥下障害」報告

令和4年10月13日(木)にスキルアップセミナー「嚥下障害」がオンラインにて開催されました。講師は当会の理事である斎藤佐和氏(竹田綜合病院)で、「嚥下障害」について講義して頂きました。

 参加者は84名で、他県からの申し込みもありました。講義も摂食嚥下に関わる解剖やしくみから始まり、評価方法と観察するポイントまで詳しく話がありました。また、これから増加していくと思われる認知症の嚥下障害や、自立支援型地域ケア会議や地域で嚥下障害をみていくことに役立つ資料の紹介があり、目の前の患者さんだけでなく、幅広い視点で嚥下障害を見ることのヒントも多くありました。

 嚥下障害のリハビリついて「幸せに食事ができるように環境調整を行うこと」、「患者様や利用者様を家族だと思ってみる」という言葉も非常に心に残りました。皆さんはいかがだったでしょうか?

 スキルアップセミナーは、毎年行われます。経験年数が少ない方は、スキルアップを、経験年数がある方はブラッシュアップができる場となります。今後も皆さんの興味のある内容を提供していきます。楽しみにしていてください!!

(広報部;大竹)