南相馬視察ツアーが開催されました(6/25・26)

南相馬ソーラー・アグリパーク平成28年6月25日(土)、26日(日)の2日間、震災時の状況、復興へ向かう施設、今私達に出来ることを知り、深めるために、南相馬視察ツアーが開催されました。福島県言語聴覚士会の理事、相双地区の言語聴覚士、会員など、2日間で15名の言語聴覚士が参加致しました。

1日目は、みなみそうまラーニングセンター、南相馬市立総合病院、浜通り訪問リハビリステーションを見学させて頂きました。

 

南相馬市立総合病院懇親会

2日目は、南相馬みんなの遊び場、南相馬ソーラー・アグリパーク、沿岸部(小高から浪江方面)を見学させて頂きました。

南相馬みんなの遊び場人が戻りつつある南相馬の海岸

南相馬奇跡の一本杉南相馬市立総合病院では、理学療法士 小野田先生より、震災直後の避難の様子や活動をお聞きし、災害時に一人の人として、セラピストとして何が出来るのかと考える機会となりました。浜通り訪問リハビリステーションでは、言語聴覚士 熊谷先生より、多職種、他機関との連携を大切に地域で働く様子をお聞きすることが出来ました。また、南相馬ソーラー・アグリパークをはじめ、小児向けの施設見学からは、楽しく遊び、考え、行動していくことが出来る未来を担う子供たちを育成する施設が充実していることを知ることが出来ました。

相双地区の皆さんが凄まじい経験をしたことを受け止め、私達言語聴覚士としては、普段から地域に向けた支援活動を行うこと、また、人材育成を大切にし、今活躍出来るセラピストを育てることが大切であると学ばせて頂きました。とても貴重な見学をさせて頂いたことに感謝し、一人一人が大きな志を持ち行動して、今後の活動に励んでまいりたいと思います。

春日訪問看護ステーション
髙橋香織

浜通り訪問リハビリステーションにて