日本コミュニケーション障害学会吃音および流暢性障害学会分科会ワークショップ

103日(日)(Zoom 開催(10日~31日までオンデマンド配信))

こちらは吃音のある学齢児の指導・支援に従事されている先生(ことばの教室、言語聴覚士

など)向けのワークショップとなっています。参加費は無料、申込み〆切は101日(金)

です。参加ご希望の方は以下のお申し込みフォームにご入力下さい。

https://www.kitsuon-portal.jp/workshop/workshop-index.html

第45回日本高次脳機能障害学会学術総会

日時 2021年12月9日、10日

場所 ビッグパレットふくしま(福島県郡山市)

会長 佐藤睦子 一般社団法人 脳神経疾患研究所付属

        総合南東北病院 神経心理学研究部門科長

学会ホームページのURLは、

https://site2.convention.co.jp/45jshbd/

をご確認下さい。

皆様のご参加をお待ち申し上げております。

福島県主催・一般社団法人福島県言語聴覚士会運営 令和3年度失語症者向け意思疎通支援者養成事業説明会報告

令和3年8月29日(日)にWEB形式にて、『福島県失語症者向け意思疎通支援者養成事業説明会』を開催しました。

まずは、福島県保健福祉部障がい福祉課の遠藤文隆主幹より、開会の挨拶と福島県の意思疎通支援事業について説明がありました。都道府県の事業と市町村の事業の違いや実際の派遣の流れなど事業概要についてお話がありました。

続いて、当会の阿久津由紀子会長より、『令和元年度失語症者向け意思疎通支援者養成事業活動報告』を行いました。当県では、令和元年度東北で初の支援者養成講習会を開催したものの、昨年度は新型コロナ感染拡大の影響で中止したこと、今年度は感染対策に配慮しながら、派遣事業開始に向けて各地で支援者を養成していきたいとの説明がありました。

今回のメイン講演として、神奈川県言語聴覚士会の市川勝副会長(北里大学)より、『神奈川県における失語症者向け意思疎通支援事業の現業と課題~派遣事業を中心に~』という演題でご講演をしていただきました。

失語症の概論から、失語症者が実際にどのようなところで生活に困っているか、どのように社会参加をしていきたいかという思いについて話があった後、実際の養成事業と派遣事業の内容や課題、COVID-19への対応、事例の紹介等がありました。実際の事例があったことで、具体的なイメージをもつことができ、地域が違うことでできることやこれからの福島県で派遣事業を進めていく上での課題を考えるきっかけになりました。

 質疑応答の時間では、NPO法人日本失語症協議会の園部尚美理事長や、当会失語症関連委員会の相澤悟委員からの話もあり、活発な意見交換が交わされました。最後に、当会失語症関連委員会の水無瀬幸世委員より今年度の養成講習会の受講者募集の案内があり、説明会は終了となりました。

 ご講演をいただきました市川勝先生、ご参加いただきました皆様に心より感謝を申し上げます。また、この事業についてのより一層のご理解・ご協力をどうぞよろしくお願いいたします。

導入研修報告

令和3年度導入研修を7/10と8/30にWEB形式にて開催しました。

昨年度は地域包括ケア推進コースのみの開催でしたが、今年度は2コースを企画し、介護予防コースは7/10(11名の参加)に、地域包括ケア推進コースは7/31(8名の参加)に開催しました。福島県言語聴覚士会副会長の志和智美氏と地域包括ケア委員長の板東竜矢氏が講師を務め、地域包括ケア委員の會田梨恵委員と佐藤伊久生委員がファシリテーターとして参加しました。

介護予防コースのグループワークでは、各地域で介護予防教室や住民を対象とした公開講座などを企画し、準備や広報活動など具体的な話し合いを行うことができました。

地域包括ケア推進コースでは、模擬会議を通じて情報収集~質問~助言の流れでそれぞれのポイントを学ぶことができました。

いずれの研修でもWEB研修であったものの、『ブレイクアウトルーム』機能を活用し、グループワークを実施してコミュニケーションの機会を確保したことや、実践に近い形式での研修でした。終了後のアンケートでも『自分でも思いつかないような意見も知ることができました』『グループワークはとても充実したいいものになった』 『日頃の臨床にも役立つ考え方、声掛けの仕方などが聞けて勉強になった』という意見もあり、充実した研修になりました。

福島県言語聴覚士会 

広報部 大竹樹美

番組のご案内

NHK Eテレ ドキュランドへようこそ

9月3日(金)23時〜23時50分

「わたしの言葉が輝く〜きつ音の子どもたちの2週間」

原題:My Beautiful Stutter 

番組HPhttps://www.nhk.jp/p/docland/ts/KZGVPVRXZN/episode/te/ZY8929V3X8/ 

アメリカの吃音のある子どもたちがあつまるキャンプを2週間追ったドキュメンタリー映画です。

 

この映画は、吃音のある当事者で翻訳の仕事もされている奥村さんという方が、個人でアメリカの配給元と交渉し、字幕をつけて日本での公開につなげたものです。

奥村さんの吃音の体験談と映画に関する取材記事もあります

記事:https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_60ad9497e4b09604b528c152

 

吃音のドキュメンタリー映画は珍しく、アメリカの吃音事情を日本語で知ることができる資料もほとんどないため、この機会に皆様是非ご覧ください。