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会員の皆様へ
「認知リハあらたLite」配布について
この度「認知リハビリテーションアプリ開発チーム(川崎医療福祉大学:研究代表者 種村純)は,高次脳機能障害者の在宅リハビリテーション向けアプリを開発し,実証実験を重ねて参りました.
既に,実証実験結果は,高次脳機能障害学会,日本言語聴覚学会等で報告させて頂き,一人でも多くの方にご利用頂くため,試験的に無料版「認知リハあらたLite」を配布することとなりました.
この機会に是非,一人でも多くの方の社会復帰,在宅リハビリテーションの充実に向け,ダウンロードの上,入院患者様,施設ご利用者様でご利用頂けますと幸いでございます.
検索方法
インターネット検索で「インサイト 認知リハ ダウンロード」とご入力下さい.
5/12 地域包括ケアを担う医療・介護福祉関係者向けセミナー
[活動報告]平成30年度スキルアップセミナー・専門研修分科会
平成31年3月17日(日)に総合南東北病院NABEホールにて『平成30年度スキルアップセミナー運動障害性構音障害』が開催されました。
今年は、当会の顧問でもあります東北文化学園大学の長谷川賢一先生から、「運動障害性構音障害(dysarthria)」について講演を頂きました。
講演では、形式的なリハへの警鐘、検査のための検査や訓練のための訓練に陥っていないかなど、参加された会員それぞれの日頃の臨床における振り返りの場となったようでした。
結びで長谷川先生が述べられていたとおり、言語聴覚士としてのスキルアップには症例経験を通して何を、どれだけ多く学ぶかが重要です。会員各位の臨床がより質の高いものへと結びつけるためにも、このスキルアップセミナーで学んだことを活かして頂ければ幸いです。
同日の午後には、昨年に引き続き専門研修分科会を開催しました
今年も小児領域、摂食嚥下領域、失語高次脳機能領域3領域の分科会に多数の会員が参加し、講義や症例検討が行われました。
アンケートでも、「グループワークが良かった」、「さらに勉強をしていきたい」など、多くの意見を頂きました。来年度も皆さまから頂いたご意見を活かせるよう、研修会を開催していきます。
午前のスキルアップセミナー、午後の分科会と当日参加された会員各位にとって非常に充実した一日となったのではないでしょうか―知識を整理し振り返る場、新しい知見に触れる場、職場を超えて意見を交換する場―県士会のイベントは言語聴覚士としての質の向上、自身を磨き上げる貴重な場になります。県士会では次年度も様々な会を開催してまいります。多くの会員に参加頂けるように企画してまいりますので、奮ってご参加下さい。
最後に当日参加された皆様、講師を担当して頂きました先生方、そして会の準備をして頂きました諸先生方へ改めて感謝を申し上げたいと思います。ありがとうございました。
広報部 櫻井 亘